ネットワークビジネスを始めたあなた。ネットワークビジネスで収入を確保したいと思ったら、安定した組織を構築する必要がありますよね。ダウンができてもすぐにやめてしまっては、全く収入に繋がりません。新しく加わったメンバーの定着・戦力化を早期に行っていかなければなりません。安定して組織を構築するにはどうすればいいか、そのポイントを見ていきたいと思います。
ネットワークビジネスの先入観や不安要素を払拭する
まずリーダーは、新規メンバーさん達の緊張や不安要素、業界に対する先入観などを取り除くことから始める。
新規メンバーの不安を解消できるように、問題を解決するスキルを身につける必要があります。ネットワークビジネス業界、所属する主宰企業の製品や報酬プラン、コンプライアンスなどをきちんと理解して、新規メンバーに説明できるように、日頃から勉強する事が大切です。
なぜなら、未経験のメンバーさんにとって、参加した最初の頃は「誰に聞けば良いのか」「どのようにビジネスを進めたらいいのか」など、多くハードルがあるのです。相談できなかったり、正しい説明を受けられなかったり、適切なサポートを受けられないと不安を感じてしまいます。
ビジネスを始める前に抱いていた期待感と現実を乖離させないためにも、新規メンバーにとって何が不安かを素早く察知する。せっかく想いを持ってネットワークビジネスに挑戦する人の出鼻をくじかないように、相手に寄り添った行動を心がけましょう。
明確な目標を設定しグループで共有
新しいメンバーにとって、頼りになるのがリーダーの存在。
しかし、リーダーがつきっきりでサポートする事は、組織が大きくなると難しくなります。ですから、早期に成功経験を詰めるように、メンバーさん達の自主性を養う必要があります。
とくに、新規のメンバーさん達は、ビジネスを始めるにあたり「○○を成し遂げたい」「○○ができるようになりたい」という機運が高まっているので、明確な目標を設定してもらい、自分自身の意思を表明することが大切なのです。
初期段階で目標を明確に設定する事は、目標達成までの過程でどのような行動をとる必要があるのか「目的と方向性」を与えることが出来ます。この時、新規メンバーの目標をリーダーをはじめグループメンバー達と共有する。
例えば、家族旅行でも、家族で目的地を決め、どこに泊まるか、交通手段などみんなで話し合って決めますよね。ビジネスの組織でも同様にメンバー達と目標を共有す組織全害で組織全体で一体感が生まれるのです。
コミュニケーションをとる場所を作る
ネットワークビジネスに限らず、どの職種においても、めんばーの早期離脱の要因は「仕事の取り組み方が分らない」「やりがいを十分に見出せない」などがあります。これは、コミュニケーション不足によるところが大きいと言えます。
特に、ネットワークビジネスは人から人へ伝える仕組みなので、リーダーの皆さんは、自ら率先してメンバーとコミュニケーションをとり、組織全体の状況を把握するように心がける必要があります。
ただ、ネットワークビジネスは、自由な活動なので、毎日組織のメンバーと顔を合わせることは出来ませんが、最低でも週1回はコミュニケーションをとるようにしましょう。会う頻度が多いほど、話す内容も具体的になり、組織の活性化にも繋がります。
また、メンバーのパフォーマンス向上やモチベーション維持、結束力を高めるためにも、グループ内できちんとオンラインあるいはリアルでのコミュニケーションを図る場所を作ることも大切ですね。
このほか、別組織と一緒にセミナーを開催するといった、メンバー同士の横のつながりを意識した取り組みも、新規メンバーさんたちのモチベーション維持にもつながり、効果的といえます。
製品理解度を上げ愛用者をファン化する
製品愛用者に対してもビジネスメンバーと同じように、頻繁にコミュニケーションを取りましょう。一般的な消費者は、より安く、よりスペックの高い製品があれば、他社の製品にブランドチェンジしてしまう可能性があります。そして製品に関する詳しい説明がないと、リピートも続きません。
従って、よりエンゲージメントの高い顧客になってもらうためにも「なぜこの製品を発売したのか」など、セミナー等で得た最新の情報を共有し、製品への理解度を上げることも大切です。もし製品を好きになって「紹介したい、誰かに話したい」という気持ちになれば、ビジネスに移行するかもしれませんから。
組織として安定した売上げを築くためにも、より強いつながりを持つ「ファン」にすることが不可欠と言えます。愛用者の満足度を高め、更に共感を得て、長期的な関係を築いていきましょう。
まとめ
ネットワークビジネスは、人とのつながり。組織を安定させるには、しっかりとした人材育成をしていくことが必要なのですね。ほったらかしにしていたら、人はどんどん離れていってしまいますからね。